組織の情報発信はWordPressをオススメ ! 5つの理由

組織の情報発信はWordPressをオススメする5つの理由を、日ごろから情報発信を WordPressで実行している弊社代表が、誰にとってもわかりやすくメリットを解説します。

最近の社会状況では、どのような規模の企業(例えば一人だけの組織・会社)でも 情報発信 が必要です。

HTMLで作るホームページでは限界が

1990年代から始まったインターネットの民間への開放による情報革命は、HTML(ハイパー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)というタグを駆使することで、ホームページ(ウェブサイト)を立ち上げ、誰にでも情報発信することを可能にしました。

弊社も、株式会社アイキャッチの前身といえるオフィス・ホーネットの時代(1996年~)から インターネットアクセスプロバイダー事業 の傍ら、自社のウェブサイトを作成し、同時に情報発信をしてきました。これには、進化し続けるHTML CSS を勉強・理解し、ウェブ・ブラウザーの癖に合わせながら記述をし続けるといった作業が必要でした。

当時から、もちろん中小・零細企業やそれぞれの組織でも HTMLを勉強して、text editor に手打ちでHTMLを打ち込みながら ホームページを制作している組織はありましたが、「ホームページは更新が重要」ということが次第に認識されるにしたがって、最初の状態で作りっぱなし→年に数回の更新→月に一度の更新・・・と、更新頻度が重要という認識が広がってきました。

まだブログと呼ばれるものが登場する前の時代です。

ブログの登場 WordPress

2000年代初期からブログ(Web Log)というシステムが流行し始めました。本来の意味は、Webのことを記録する(log)という意味がブログです。

当初は mixi や ameblo、はてな などのサービスが立ち上がり、大手プロバイダーのユーザー向けの無料サービスや、芸能人ブログなどで広がっていきます。

MobableType や WordPress (ワードプレス) といった、独自ドメインで設置できる ブログシステム が登場するのもこの頃です。(普及は2000年代後半からになります)

こういったブログというものが登場することで、更新作業に集中することができるようになってきました。

独自ドメインの普及

そして、インターネットサービスプロバイダーや ブログサービス会社のドメインよりも、自分の会社は自社ドメインでブログを・・という概念も普及してきます。

そういった欲求にこたえるのが、MobableType や WordPress といったブログシステムです。

これらは、レンタルサーバーの普及、独自ドメイン取得の手軽さ、などといった変化とも無縁ではありません。その3つが相まって普及してきました。

当初は MobableType の勢いが良いように感じましたが、弊社はバージョン2時代の2005年頃より WordPress ( ワードプレス )に切り替えました。

日本のWordPress 黎明期

WordPress はバージョン2.0の頃は、日本語化の問題など(MEの頃)いろいろと問題がありましたが、WordPress 3.0の頃から MobableTypeのシェアを狙えるほどにユーザー数を増やしてきたように思います。

現在では、ほぼWordPress 一択といっても良いよう普及の状態になってきました。

もちろん、WordPress だけでは実現できないシステムも、当然のことですが、かなりあります。

WordPress 一辺倒の状況は、いずれは変化することと思います。

そして一辺倒の状況が必ずしも良いとは言い難く、賛否があるのも承知していますが、しかし、大半は WordPress で片付いてしまうのも、事実です。

ブログの歴史やシェア、賛否はひとまずおいておくとして、なぜ WordPress がこれほど普及したのでしょうか。

情報発信に WordPress が最適な理由

1 WordPress は設置が簡単

まず最初に、設置が簡単だということが挙げられます。

ドメインを取得し、レンタルサーバーの契約ができ、FTPができる環境にあれば、誰でも簡単にWordPressを設置できます。

設置のハードルの低さが普及の一番の要因と言えるのではないでしょうか。

最近では、レンタルサーバーのコントロールパネルから、1クリックでWordPressが設置できるようにもなってきて、ますます簡単に導入がしやすくなってきました。

2 WordPress はデザインが選べる

次に、WordPress はデザインが幅広く選べる、ということが挙げられます。

デザインは、テーマ(テンプレート)というシステムを採用することで、ブログデザイン(=サイトデザイン)のい変更がたやすくなりました。これはとても画期的な事だと言えます。

テーマ で ウェブサイト の大まかな機能・デザインを決定し、細部を作りこむことで自社(自組織)専用の ウェブサイト が少しの学習で誰でも可能になります。(もちろん、業者に頼むことも可能です)

WordPressの テーマ を変更することで、レスポンシブなど新たな要求にも応えられるようになり、ウェブサイトの リニューアルもしやすくなりました。これは大きな利点といえるでしょう。

3 WordPress は機能が豊富

他の記事でも述べていますが、WordPress はプラグインというシステムを採用しています。これは、必要な機能だけを追加して選べるという便利なシステムです。

例えば、自社の ウェブサイトで使わない 不要な機能は プラグインをオフにすれば、それだけ動作が軽量になるので、思い通りのシステムを容易に作ることが出来ます。

自社の組織に必要な機能だけをカスタマイズできるのです。

これはとても便利な機能だと思います。もちろん、プロの方に依頼してやってもらうことも可能でしょう。しかし、自分で調べてやってみる ということも、思ったより簡単にできるのではないかと思います。

4 WordPress 利用料は無料!

人や組織によっては、これが一番の価値といえるかもしれません。

嘘か本当か、(本当です)これだけ高機能なのに WordPressそれ自体は無料なのです。

別記事にも書きましたが、ボランティア開発者ベースで作成していることもあり、無料で使える それが、WordPress。

これが一番普及を後押ししている主な理由なのかもしれません。

独自ドメイン(貴社専用のドメインネーム=○○○.co.jpなど)は年間数千円程度、レンタルサーバーは 年間1万円程度です。これだけの費用と少しの勉強で WordPressによる情報発信が「かんたんに」できるようになるのです。

これは見逃す手はないのでは?と思います。

5 WordPress は情報量が豊富

これは、ユーザー数が多いこともあって、カスタマイズ情報が豊富である、ということです。

地味ですが、重要なことです。

独自ドメインでブログを書く、サイトを更新する

この WordPressシステムを利用するためには、原則として独自ドメインがで運用することが必要です。

独自ドメインでなくてもできる場合もありますが、ここは是非とも、貴社専用のドメインネームを取得してください。

登記された法人ならぜひco.jpを取得してください。(もちろん、プロに依頼して取得してもらうこともできます。弊社でも可能です。)

ウェブサイトもブログもメールアドレスも、全て自社ドメインで運用しましょう。

独自ドメインと WordPress で得られるコトは?

もし、あなたの組織がHTMLで作りっぱなしのホームページになっているのでしたら、せっかくですからこの機会にWordPress を採用することを検討してみてはいかがでしょうか。

独自ドメインを取得し、WordPressを導入することで、あなたの組織が得られることは、たくさんあります。

情報の更新が楽になるので、情報発信がしやすくなります。

貴社専用の独自ドメインを取得した上でサイト(ブログ)を更新をすることで、ドメインの力(= ドメインパワー)が付きます。

ドメインの力(ドメインパワー)がつくと、何が良いかというと、検索で上位に表示されるようになってきます。

そうです。簡単に言うと、たくさん記事を書き、お客様に有益な記事を書くにしたがって、検索サイトで上位に表示されるようになってくるのです。

どのような記事を書けばよいか、どのような頻度で書けばよいか、それらには「キーワード」を含めた、テクニック的なこともありますが、自社の「キーワード」というものを一度意識して、記事を書いてみてはいかがでしょうか。(もちろん、弊社でも相談に乗ります)

簡単に言うと、あるキーワードで有益な記事をたくさん書けば書くほど、そのキーワードで検索すると上位に表示されるようになってきます。

組織の情報発信はWordPressをオススメ ! 5つの理由 まとめ

まさに数えきれないメリットがあるWordPress 。

今回の紹介した理由5つは、一般的に言われる理由を紹介しました。

まだ使っていないあなた、ぜひWordPressと独自ドメインで、組織の情報発信をやってみませんか?

まずは独自ドメインとレンタルサーバーを用意して、WordPress をインストールしたら、あとは記事をひたすら書くだけ。

適切に、お役立ち記事を書けば書くほど、検索エンジンからの評価が上がり、サイトの順位も上がってゆくことが予想できます。

是非この機会に、 WordPressをインストールして、情報を発信してみてはいかがでしょうか。

最後までありがとうございました。