三重県の市町 が実施する、公共の仕事 入札、見積合わせ、調達に挑戦したくありませんか?
この記事では、都道府県ではなく 市町 の 入札 に参加する方法をお伝えします。
この簡単ガイドで、三重県 市町 入札・調達プロセスへの参加方法を解説します。各市町 に 入札参加資格を申請して、地方自治体とのビジネスチャンスを掴みましょう !
三重県 市町 入札 参加の概要
こんにちは。
三重県の入札、といっても、三重県という地方自治体の行う入札と、〇〇市、〇〇郡〇〇町など、市町村の行う入札は、別の入札になります。
そもそも、都道府県も、各市町村も、法人格としては別の法人となりますし、予算を執行する上でも、別の主体なのでそれぞれの予算から執行されるからです。
したがって、三重県に事業所、会社や個人事業の住所が存在し、その地域の行政機関で行う入札に参加したい場合、参加資格を得なければいけませんが、個別の参加資格についての申請をする必要があります。
つまり、〇〇県への届け出と、〇〇市への届け出は、別々であり、それぞれに届け出が必要となります。
三重県津市に所在地がある場合は、三重県の入札参加は、三重県への参加申請、津市の入札参加は、津市への参加申請が基本です。
ただし、一部の都道府県では、都道府県内の市町村をまとめて参加申請できる場合があります。
事務組合(協議会)組織が設立され、共同で入札参加資格審査申請を受付けている場合があります。
各市町村で参加資格審査をすることはたいへんな負担となるため、審査については形式的な部分においては共通しているため、このような形になっていると言われます。
ただし、その場合であっても、都道府県の調達、入札と市町村の調達、入札とは別になりますので、別途、申請が必要となります。
参考までに、国(省庁)の入札にも参加可能ですが、そちらも別に全省庁統一の資格があり、別の申請が必要となります。
改めて、この記事では、省庁や、都道府県ではなく、市町村の入札に参加する方法をお伝えします。
三重県 市町 入札 参加の概要
それでは、三重県 市町 入札 に参加したい場合は、どうなっているのでしょうか。
三重県の津市の場合は、三重県市町総合事務組合が、県内26市町及び四日市港管理組合における入札参加資格審査について、一元的な申請書類の受付及び申請事項の形式的審査(以下「共同受付」)を実施しています。
ちなみに、三重県市町総合事務組合が行う入札参加資格者審査とは、共同受付参加団体(県内26市町及び四日市港管理組合)が「入札参加資格者名簿」を作成するにあたり、組合において一元的に申請書類の受付を行い、記載事項の確認や各種証明書の有無について形式的な審査を行うものです。
なお、令和6年度から伊勢市・松阪市が共同受付の名簿を利用するそうなので、28市町及び四日市港管理組合は、こちらで一元化で申請することが可能です。
26市町の内訳は、津市・四日市市・伊勢市(*2)・松阪市(*2)・桑名市・鈴鹿市・名張市・亀山市・鳥羽市・いなべ市・
志摩市・伊賀市・木曽岬町・東員町 ・菰野町・朝日町・川越町・多気町・明和町・大台町・玉城町・度会町・大紀町・南伊勢町・紀北町 ・御浜町・となります。プラス、四日市港管理組合で27団体です。
三重県・尾鷲市・熊野市・紀宝町は共同受付に参加していません。
よって、三重県と尾鷲市、熊野市、紀宝町については、各市役所、町役場にて(ホームページなどで)参加申請についてはご確認ください。
http://shichosogo-mie.jp/buppin.html
この記事は、三重県の市町村の調達に参加するための方法について、ご案内しております。
詳しい内容、最新の情報については、上のURLを参照してください。
参加申請するためには、何を提出?
申請にあたって必要な書類一覧は?
1.フラットファイル
紙 製 A4-S型 ( 2つ穴 ) 黄色系 のフラットファイルを添付しなければなりません。
申請は今回(記事執筆時)は、令和4年度~令和7年度までの申請になります。指定の色は黄色系ということです。
私が前回、または前々回の時は赤系だったと記憶しておりますので、4年ごとに色が変わるようです。
100円均一の店や事務用品店、DIY店の事務用品売り場などで手に入ります。
2.令和〇年度~〇年度 共通申請書類送付票
必須です。ダウンロードして記入します。
3.令和〇年度~〇年度 入札参加資格審査申請書
必須です。ダウンロードして記入します。
4.登記事項証明書(個人は身分証明書)
必須です。
株式会社、NPO法人など、法人の場合は所轄の法務局で取得できます。
三重県津市の場合は津法務局で、「履歴以降全部証明書」という書類を取得します。
執筆時点の調査で、手数料は600円ということでした。
個人事業主の場合は、市区町村長(本籍地)が発行する身分証明書という書類を取得します。
津市の場合は、執筆時点の調査で、手数料は200円ということでした。
運転免許証のコピーとか、パスポートのコピーとかではだめで、本籍地の市町村で取得してください。
5.納税証明書
必須です。2つの納税書類が必要です。国税と市町村税の分です。
国税(税務署で取得)
津市で法人の場合は、津税務署で、国税に係る納税証明書(その3の3未納の税額がないことの証明)という書類を取得します。書面での交付請求の場合は、手数料は400円でした。オンラインでe-taxの場合は、手数料は370円ということです。私はやったことありません。
個人の場合は、「申告所得税」及び「消費税及地方消費税」について未納税額のない証明書(その3の2)という書類を取得します。
市町村税(市町役場で取得)
市町税完納証明書等が必要です。
津市の場合は、津市役所の2階の市民税課で取得します。
こちらも市役所に問い合わせたところ、200円でした。(最新の手数料はお調べください)
6.使用印鑑届(第3号様式)
本社で登録をする場合は、こちらが必須です。
ダウンロードして押印します。
7.委任状兼使用印鑑届(第4号様式)
契約締結等の権限を委任する営業所等で登録する場合は、こちらが必須になります。
同様に、ダウンロードして押印します。
8.印鑑(登録)証明書
6または7の印鑑証明書になり、必須です。
法人の場合は、所轄の法務局で取得します。
津法務局に問い合わせたところ、執筆時点で450円でした。
個人事業の場合は、各市区町村長の発行する印鑑証明書なので、市役所などで取得します。
津市の場合は、執筆時点の調査で、200円でした。
9.取扱い商品又は業務内容調書(新第5号様式)
必須です。
どのような商品、サービスの提供ができるか、という書類になります。
サービスの提供自体はできるとしても、入札でその仕事はやりたくない、という場合には書かない方が良いと思います。入札でやりたい仕事に関しては記入しましょう。
こちらもダウンロードして記入します。
10.技術者免許・許認可一覧表(第6号様式)
必要に応じて、ダウンロードして記入します。
11.事業者免許・許認可一覧表(第7号様式)
必要に応じて、ダウンロードして記入します。
12.第7号様式に関する許可証明書の写し
必要に応じて、ダウンロードして記入します。
13.定款(事業協同組合等が申請する場合のみ必須)
企業、個人事業などの場合は不要です。
14.組合員名簿(事業協同組合等が申請する場合のみ必須)
企業、個人事業などの場合は不要です。
15.返信用はがき
審査完了印発行が必要な場合は入れます。
私は一度入れたことはありますが、特に誰かに対して「やりました」と報告することもないですし、自分的にできていればOKなので、2回目以降は入れていません。心配な場合は入れておきましょう。
申請書類の作成方法
http://shichosogo-mie.jp/buppin.html から、入札参加資格審査申請書提出要領 【随時新規申請用】を、ダウンロードして記入します。
随時、とあるのは、定期とは違うという意味です。
通常、令和4年度から7年度の参加申請は、令和3年の秋冬くらいの時期に、次年度から4年間の申請受付をいっせいに行っているようです。(記憶違いがあるかもしれません)
それ以外の時期、たとえば新規に令和5年に会社を設立した、または、今まで入札に参加していなかったが、参加したくなった、など、その時期以外でも参加したくなる場合があります。
その場合は「随時」ということになりますので、入札参加資格審査申請書提出要領 【随時新規申請用】をダウンロードして、まずは一読しましょう。
全体の流れを理解してから、各書類を集めたり、記入をします。
そして、(コピー可)という書類は、使いまわしができますので、例えば三重県と全省庁の参加申請もしたい、などという場合には、それぞれの提出要領、参加申請について熟読して、理解してから必要な書類を集めると、無駄に費用をかけずに済みます。
何回も同じ書類を手数料を払って取得するのは、無駄ですからね。
三重県 市町 入札 参加方法のまtめ
というわけで、いかがでしたか?
ここまでで三重県の各市町の入札についてのご案内でした。
4年に一度の申請とはいえ、なかなかたくさんの書類を集め、たくさんの書類を作成しなければならないので、なれるまでは大変かもしれません。
ですから、国の省庁や都道府県などの調達についても、表にまとめて同時に取得申請をするのをおススメします。
入札に参加すると、メリットはたくさんあります。別記事で紹介しますが、営業力を補う意味でも、複数の仕事を獲得するルートを確保しておくことは、経営戦略としても有効です。
また、入札、調達に参加することでメリットもたくさんあります。
公共の入札に参加をするメリットとしては、・安定した収入源の確保、・新しいビジネスチャンスの開拓、。企業の信頼性向上など、数多くメリットがあります。
そこから新たな仕事につながることも多いので、仕事がない、仕事が欲しい、という方は、まずは入札に参加してみてはいかがでしょうか。最後までお読みいただき、ありがとうございました。